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第8回【番外編】福島の就職について

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今回は就職のリアルな問題をテーマにしたいと思う。

福島県の進学校のほとんどは高校を卒業すると東京方面の大学へ進学する。理由としては県内の大学は魅力に欠けるというものと、やりたい分野・将来実現したい分野に限りなく近い学部が東京の私立大学には充実しているからだ。

福島県の大学は曖昧なな名称の学部が多く、受験生は名前を見ただけでイメージがつかず、その時点で選択肢から外す選択をする。そして福島県という田舎のイメージを大学時代くらいは抜け出したいという一心で離れてしまうことが実情である。

そして、大学3年の後半から就職を考え出すが、ここで福島へわざわざ面接や筆記試験に行かなくてはならないという手間とお金がかかるというのと、パッと見た感じでイケてる企業が少なく、「福島へ」という選択肢が無くなってしまうのが非常に残念でしょうがない。

このままの流れでいくと優秀な若者が福島に集まることがなく、地元に残っている人を採用せざるを得なくなり、いわば企業側が選択の余地のない状況が生まれる。このサイクルは採用よりも採用した後の人を育てる力がより重要なテーマとなってくる。

しかし育てる前にある程度のキャパも見据えた最初の採用によりフォーカスし、優秀な人が集まり福島をより良い未来を歩んでいきたいというのが私の考えである。

 

福島の人事関連の方々は東京で説明会等を実施してると思うが、まずは大学関係者が必死に高校生を口説いて福島県内の大学に入学をさせた方が、福島県内の就職率は格段に上がると思われる。

まず優秀なメンバーを必死に…必死に口説いて仲間に入れる。イノベーションを引き起こすためには、優秀なメンバーと本気で課題に向き合い、行動に移せる企業がイノベーションを引き起こし、変革をもたらす。

 

次に行政に視点を当てたい。行政に関して言えば、福島イノベーション・コースト構想という取り組みを行っており、「日本初⁉」のロボットテストがある。世界的にも稀な環境が福島いあることには今後も注目していきたい。何よりもまず、企業誘致が優先だ。ランニングコストをペイできる付加価値を生み出せるよう取り組まないと、税金から捻出せざるを得ない状況になる。魅力的な企業が増えれば、県内の雇用も生み出せる。派生して関連した事業を起業することにより、生み出すことも可能だ。

人口の流れは福島県の経済事情に直結してくる。人口が減れば、消費が減る。労働人口も減るため、倒産する企業も続出する。早急に改善を進めていかなければならない。