第32回【資本主義編】新しい挑戦
今年は独立の挑戦に向け、準備期間に入る。
まず、動いたのは転職である。
勤め人+αで種銭を作り、独立して自らの商売を作り上げるために、不動産業界の独立を希望しているため、不動産業界への転職が決まった。幸い独立を応援してくれる会社に出会ったのも、何かの縁である。
資格0である以上は、今年の目標は宅建取得はマストで、他は不動産関連の資格取得をメインとしたい。業務については、独立を視野にビジネスモデルを丸々パクれるぐらい熟練するべく、全力で向き合っていく。
では辞める理由はなぜなのか?
今年は営業成績もトップクラスであり、周りの環境も良い。この業績で一役買われ、存在感も出せるようになってきた。しかし誰よりも働いたと思う。これが一番の理由となる。
時間で勝負し誰よりも働いていたため、結果を出す方法としてはフェアではなかったと考えている。見積作成や事務処理の全てを営業のゴールデンタイム(9:00~18:00)を避け、営業時間は売り上げに繋がる行動を取ることを徹底する。これを繰り返し継続するだけで結果は自ずとついてきた。
現職も仕事の内容に何も不満はなかったが、給料のわりに時間の拘束がとにかく長かった。
資本主義の観点からみると、仕事のみで一日が終わり、労働力を絞られるだけ絞られ、資本家側から食われている状態ということになる。
徹夜続きで睡眠不足な毎日を送っているため、健康への被害も及ぼしかねない。
まずは徹夜続きで身に着けたありったけの労働力を「+α」の部分で力を発揮して稼ぐ力を身に着けていきたいという考えだ。
生まれた環境は変えられずとも、働く環境は、数少ない変えられる要素の一つである。
好きを仕事にするのは難しいが、得意な分野で勝負をする。
「いつ辞めてもいいや」というのがモットーであるため、精神状態は良好である。
真面目に働く精神は大切だが、現状を打破する勇気と決断力がなければ、一歩抜け出すことは困難だろう。経験のない人からの無料のアドバイスは特に危険で行動を阻害されることが多い。私は経験のない人からのアドバイスは聞くが、参考にしないようにしている。自分で得た情報のみを頼りに仮説を立て、仮説を基に行動に移す。これがすべてである。
もちろん失敗したら自己責任になる。
他人のせいにするヘタレ根性があるなら、最初から冒険はしないほうが良い。公務員か大企業に勤めるなどの安定の道を探ったほうが良い。
各々が幸せを実現できているならば、問題はないだろう。
私は私の道を行く。