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第18回 【番外編】私が思う福島県の課題

 

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今回はふるさとをテーマにしたい。

私は生まれはいわき市だが、様々な地域で育った経緯がある。

 

幼稚園:会津若松市

小学校低学年:福島市

小学校高学年〜高校:いわき市

大学:福島市

現在:郡山市(2年目)

 

東日本大震災はいわき市におり、高校卒業したばかりの18歳の時に直面した。大学の前期試験に落ちて浪人が決まったこともあり、ダブルでダメージを受けていた。3月に1回、4月に震度6を回食らったが、実家は家の瓦が数枚落ちた程度で軽傷で済んだ。専門業者にチェックを受けたところ「半壊」申請が出た。表現的には半分壊れてるから、大打撃に見えるが、今もなお何も問題なく住めており、リフォームも行なっていない。瓦に関しては、震災関連の補助金でノーコストで回復することができた。

現在も郡山市で広告業を営んでいるが、福島県のいつもの課題は農林水産系だと風評被害対策!観光系だとインバウンド戦略!である。

毎年対策を行っているが、成果に結びつかないないのがもどかしいところ。

 

上記2つで挙げた風評被害対策とインバウンド戦略で主な根本的に考えていかないといけない要素がある。

 

まずは風評被害対策。

私はこの土地で生まれた柄、福島県産の食べ物には抵抗がない。

しかし私が別の土地の人間だったらまず食べ物でリスクを取ることは考えない。このリスクというものは、放射線物質が含まれる可能性を考慮するとわざわざ福島県産を選ぶ必要がないという考えだ。

この対策として、安全性を伝えるために「食の安全シンポジウム」的なものを実施しているが、こちらが何故か発信していくべき県外ではなく、県内でやってたりする。

課題解決のためには、このリスクと思われてる点を取らなければならない。そのためには、県外の人(福島県と全く関わりのない人)でかつ、福島県産と他県と圧倒的な差別化を図り、しっかりと伝える活動を他県で実施しない限りは数年経っても変わらない現状をみると、まず必要だ。

トップインフルエンサーの発信も戦略としては必要。

 

次にインバウンド戦略。

そもそも福島県産の観光素材があるかどうかが疑問なところである。

福島県を離れる理由として一番挙げられるのが「何もない」というのが理由だからだ。

そこで観光素材を挙げてみる。

・ハワイアンズ

・アクアマリンふくしま

・いわきFC

・飯坂温泉・土湯温泉

・岳温泉

・東山温泉

・湯本温泉

・大内宿

・野口英世

・円谷英二

・福島競馬場

※他もあるが、割愛する。

ピックアップしてみると、とても観光で人を呼べるほど観光素材が揃っていない。

人が限りある時間を使って、福島に来てくれているのに申し訳ない気持ちだ。

インバウンド戦略を進行していくなら、まず「人を呼ぶならいわきエリア!」と決め、インバウンド戦略をひたすら進めて、「また行きたい!」と思われる場所と化けなければならない。そこから派生していき、「次いくなら郡山!福島!会津!」という風に、展開していける。

地域間の格差の問題も出てくるため、この地域だけ!というのは問題もあるが、そうは言ってられない。

 

こういう考え方を持っている人が一人でも多くいるといるといいなぁ。

 

以上、福島に住んでて思うところでした。

※写真は五色沼と裏磐梯の風景