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第3回【番外編】広告代理店

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今回は広告代理店のリアルな話について触れたいと思う。

広告業界の市場全体で約6兆円だが、電通・博報堂を始めとし、大手広告代理店数社でシャアが6割程の占めているため、地方の広告代理店は残りの少ないパイを競い合っているのが現状。さらにメディア媒体が無く、フロービジネスが主なビジネスモデルとなるため、非上場がほとんどである。上場するにしても株主の配当を考慮すると、フロー型からストック型のビジネスモデルを作れるかがポイントとなる。

 A bema TVなどの革命的なものをプラットフォームに持ちながら、広告収入を得ていくといっきに会社が大きくなり成長していく。

 

広告代理店は手数料ビジネスが基本で、チラシ製作でいえばデザイン費・印刷費から手数料を乗せた形式をとっている。

基本的なマージン率というものはないが、このマージン率がかなり低いものを回していると、割に合わないということになる。

デザイン制作という視点に置いて言えば、「無形商品」という扱いになるため、サラリーマン思考である時給計算でデザイン費を算定する。簡単にいうと手間賃。

しかし安いデザイン費で最初話をしてしまったが最期、修正が多く、修正に時間をかけていくと時給計算で算出していたものが壊れ、「商売」では無くなる場合も存在する。最終中には、値上げ交渉かそのまま骨を折るしかない。

 

広告は一昔前はTVCM・折込チラシがメインであり、一度修正し形になったものは修正が不可能であったが、現在はネット広告の時代へと突入してきた。ネットはいわば「形」のないもので、いくらでも修正が可能であり、ビジネスとしては「割に合わない」ものと変貌を遂げてしまう恐ろしさをもつ。

以上により、こうした変貌したビジネスと劣悪な会社環境によって業界トップの電通では自殺者まで出てしまった。

事実を踏まえ、劣悪なクライアントを持つと、身も心も蝕まれていく以上、この業界は受け持つクライアントによって左右される社畜精神がないとやっていけないことを実感されられる。

 就職人気ランニングで毎年上位に挙がだていることもあり、派手で目立つし、己の名を挙げることもフィールドによっては可能な業界だ。

リアルな世界を歩んでいる著者のこの記事を読んで「どうするか❓」を考えていただけると幸いである。挑戦するに値する業界ではあるので、仕事漬けの毎日を送りたい人には素晴らしい環境が備えている。

 

私もこの業界でいる以上は他人事とは言えない。クライアントと程良い距離を保ちつつ、良い関係性を築いていく。