第2回【読書編】本を読む人だけが手にするもの
今回は今後書籍の紹介をしていくうえで、まず自分自身が本を読むようになったきっかけとなった本をテーマにしたいと思う。
私のメインテーマである「お金を稼ぐ教育」に深く関わる。今回の記事を読んで、多くの方が「本を読まなきゃ」という思いに駆られていただけると嬉しい限りだ。
書名は教育改革家の藤原和博さんの「本を読む人だけが手にするもの」。
「本読むことは良いことだとは知っているが、具体的になぜ本を読むといいのか?」というものを丁寧に解説している。
ここで著者が言っているのは、本の良さは、人の一生のうちに経験できるものは時間の制約上、ごく一部に過ぎず、本を通じて他人の経験を吸収できることだということ。
そして他人の経験を本を通じて体験し、インプットしたものを自身の経験に基づきアウトプットしていく。
またこれからの時代は「個」の時代であると言われる通り、己の「幸せの定義」を定めていかなければならない。昔の人は、良い大学に入って良い会社に入って、偉くなって退職金をガッポリもらうことが幸せと定義し、皆統一の基準を持っていた。しかしこれからは、自分て見つけていく作業が必要である。そこで、自分の短い人生で経験した中から幸せの定義を定めることは、かなり危険な行為となるため、読書をしなければならないことに行き着く。思考のバランスを取るためにも、好きな本だけではなくビジネス・小説・歴史・科学・絵本・美術・音楽党、ジャンルを幅広く持つと、視点も幅広くなる。
これらが読書の意義である。
本を読むことを怠ると、日々起こりうる出来事について、自分自身の経験に基づいたものでしか対処できず、良い人生を歩むうえで支障をきたす要因となり得る。
あらゆるものの対処法は本に書いてある。ネットと違い、人がお金を出してコンテンツを買っている以上はウソの情報も書けない。
このことを知ってからは世の中のあらゆることを知らないといけないという焦燥感が日々日々増していき、本を読む習慣が自然と身についた。
本を読む習慣がないと言う人は、今すぐはじめましょう。
最初はある程度、強制力を持って取り組み、徐々に習慣化していくと経験の中でしか見えていなかった世界が見えてくるだろう。読むものは最初は好きなものからで、絵本でもあり。漫画を読む習慣があれば、時間をかけてでも読み切ることは可能であろう。
自分のためにも、狂気的に本を読もう。ただただそれだけです❗️